新聞社社員が約1700万円を着服 競馬などのギャンブルに充てる 社員は懲戒解雇に【新潟】

新潟市に本社を置く新潟日報は9日、元社員が2020年からの3年間で約1700万円を着服していたと発表しました。
新潟市に本社を置く新潟日報は9日、元社員が2020年からの3年間で約1700万円を着服していたと発表しました。

新潟日報によりますと、新潟日報と新潟日報販売店で組織する新潟日報会の下越支部の会計業務を担当していた40代男性の元社員が2020年4月から2023年4月までの間、複数回にわたって総額1708万677円を着服し、競馬などのギャンブルに充てていたということです。元社員は自身の着服を全面的に認め、着服した金員は全額返済しています。

元社員は2023年4月1日付で他の部署に異動となり、業務引継ぎのため、後任の社員が銀行口座の通帳類の提出を求めたところ、「通帳をなくした」など不自然な返答だったため、上司に報告。上司が説明を求めたところ、不正行為を認め、通帳の提出に応じ、着服が判明したということです。元社員は懲戒解雇になっています。

新潟日報は今後、全社員に対する社員教育をさらに強化するなど再発防止に努める考えです。最終更新日:Wed, 09 Aug 2023 14:57:18 +0900